2019年9月12日(木)、カリフォルニア州サンフランシスコ市のホテルニッコー サンフランシスコにて、2019年度米国研究助成贈呈式が行われました。
今年も情報通信分野において米国の主要な6大学(UCバークレイ、スタンフォード大学、UCLA、南カリフォルニア大学、カリフォルニア工科大学、カーネギーメロン大学)からの推薦を受け、独創性や先進性、有用性等の面から優れた8件の研究が選ばれました。助成対象者にはそれぞれ1万ドルの助成金が贈呈されました。
会場には、在サンフランシスコ日本国総領事館の首席領事や大川賞受賞者をはじめ、助成対象者やその推薦者である各大学の学部長、学科長ご夫妻の他、産学交流に関連のある在米法人の方々等、多彩な顔ぶれにお集まりいただきました。
贈呈式は、和やかな雰囲気の中で整然と執り行われました。はじめに大川財団の紹介映像の上映があり、続いて理事長 奥島孝康が開会の挨拶を述べました。次に、研究助成審査委員長の飽戸弘より審査の経緯と結果の報告がなされ、その後、会長 五十嵐三津雄より助成対象者一人ひとりに対して研究助成の贈呈書と記念品が手渡されました。
「開会の辞」理事長 奥島 孝康
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五十嵐 三津雄会長(右)より助成金の贈呈 南カリフォルニア大学 ビストラ ディルキナ博士(左) |
「審査経緯と結果の報告」 研究助成審査委員長 飽戸 弘 |
また、来賓を代表して、在サンフランシスコ日本国総領事館 井龍一浩首席領事、2013年度大川賞受賞者のディビッド E. カラー博士、同じく2019年度受賞者のマーティン ケイ博士からお祝いと励ましのお言葉をいただきました。
「来賓祝辞」 在サンフランシスコ日本国総領事館 首席領事 井龍 一浩氏 |
「来賓祝辞」 カリフォルニア大学バークレイ校 教授 ディビッド E. カラー博士 |
「来賓祝辞」 スタンフォード大学 名誉教授 マーティン ケイ博士 |
「贈呈式閉会のあいさつ」 専務理事 松本 卓士 |
最後に、財団専務理事の松本 卓士より、財団の活動に対するご協力のお礼と今後の活動に向けてのメッセージがあり、盛会のうちに式典を終了しました。この模様は、現地サンフランシスコベイエリアを中心とした日本語放送局「東京テレビ」のニュースで報道されました。
式典後に催された晩餐会は、日米の研究者および産業人の活発な意見交換の場となりました。助成対象者を推薦していただいた各大学の学部長、学科長よりお祝いのスピーチをいただき、最後に研究助成副審査委員長の徳田英幸より閉会の挨拶を申し上げました。
研究助成対象者、推薦者の方々を囲んで記念撮影 |
贈呈式後のディナーにて |
「懇親会閉会のあいさつ」 研究助成副審査委員長 徳田 英幸 |
大川財団では、今後とも、国際的な学術・文化交流と情報通信分野の研究のさらなる発展をめざし、このような活動を継続して行っていきたいと考えております。