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研究助成
研究助成の概要
情報通信分野において、独創性のある、先進的または社会的に有用な調査・研究に対して助成を行います。
助成対象者
日本国内の情報・通信分野に関連する研究機関、教育機関に所属する研究者
※海外の研究機関、教育機関に所属する研究者に対する研究助成については、財団が指定する機関による推薦を必要とします。
助成金額
1件あたり100万円(日本・中国・韓国)/ 1万ドル(米国)
助成対象分野
分 野 | 分野の説明・キーワードの例 | |
1 | 基礎 |
情報・通信に関する基礎的な調査・研究 (例)計算量理論、アルゴリズム理論、量子計算理論、量子情報通信、暗号理論、統計的学習理論、符号理論等 |
2 | 通信・インターネット |
情報通信網・通信技術等に関する調査・研究 (例)インターネット、ネットワークアーキテクチャ、ネットワークプロトコル、 ユビキタスネットワーク、モバイルネットワーク、センサーネットワーク、 セキュリティ、Web技術、サービス構築基盤技術,ネットワーク運用技術、 無線通信技術、高速通信等 |
3 | コンピュータシステム |
情報システム・コンピュータ科学等に関する調査・研究 (例)計算機アーキテクチャ、基盤ソフトウェア、プログラミング言語、ウェアラブルコンピューティング、クラウドコンピューティング、サービスコンピューティング、データベースシステム、ビッグデータ活用技術等 |
4 | 人工知能 |
知識処理、認知科学等に関する調査・研究 (例)知覚(視覚、聴覚、触覚)、認知・記憶・教育、学習、思考・推論・問題解決、感性、複雑系、知能ロボット、感情コンピューティング、アドバンス・インテリジェンス等 |
5 | バイオ |
バイオ技術に関連する研究のうち主に情報・通信に関連する調査・研究 (例)バイオインフォマティクス、計算生物学、システム生物学、メディカルインフォマティクス等 |
6 | 応用(A) |
主に情報・通信に関する工学的な応用調査・研究 (例)画像、音声、言語、パターン認識、ロボティクス、マルチメディア、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(VR・MR、ユーザビリティ、五感情報処理等を含む)、サイバーフィジカルシステム等 |
7 | 応用(B) |
医療、福祉、教育、芸術等における情報・通信技術の適用に関する応用調査・研究 (例)ヘルスケア、遠隔治療、遠隔生活習慣改善援助、情報環境、減災・復興支援、スマートシティ、スマートグリッド、ライフログ、社会ネットワーク、デジタルコンテンツ、デジタルアート、エンタテインメント等 |
8 | 人文・社会科学 |
情報・通信、メディア等の社会への普及、影響等に関する調査・研究 (例)デジタルヒューマニティーズ、ビジネスモデル、情報経済、オープンソース、ソーシャルメディア、著作権・ライセンス、eコマース、デジタルコンテンツ、デジタルアーカイブ、ブロックチェーン、デジタルツイン、プライバシー問題、生成AIなどの情報技術に関わる規制や政策、倫理および社会への影響等 |
選考について
学識経験者からなる研究助成審査委員会において、中立的な立場から厳正なる審査・選考を行います。
助成金の使途
原則として申請時の支出計画に基づいて使用するものとします。
研究期間
原則として1年間
研究成果の報告について
研究成果の概要と会計を別途定める様式にしたがって提出していただきます。
(研究成果の概要は「助成研究成果概要データベース」に登録されるなど、広く公開されます。)
なお、助成金による研究調査の結果生じた特許権、著作権は、原則として研究者に帰属するものとします。