お知らせ
2019年度大川賞・大川出版賞・研究助成贈呈式開催レポート
2019年10月30日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「2019年度大川賞・大川出版賞・研究助成贈呈式」が開催されました。
大川賞
本年度の大川賞は、コンピュータによる機械翻訳など情報処理分野の研究開発に貢献のあった長尾 真博士(京都大学 名誉教授 元総長)、マーティン・ケイ博士(スタンフォード大学 名誉教授・ザールラント大学 栄誉教授)に贈呈されました。
※両博士の主な略歴・業績等はこちらをご覧ください。
大川賞 長尾 真博士 |
大川賞 マーティン ケイ博士 |
2019年度大川賞受賞者につきましては、2019年10月31日付の朝日新聞に掲載されました。
大川出版賞
大川出版賞には、検索等の処理を行う際、圧縮保存したデータをあたかも非圧縮データのように扱い、高速かつ大容量の処理を実行可能にするデータ構造について解説した「簡潔データ構造」(定兼 邦彦氏 著・共立出版 刊)、情報通信技術が高度化する中で、経済のみならず社会構造の変化や方向性を考察し、未来の予測や課題を述べた「デジタル資本主義」(此本臣吾氏 監修・森 健氏/日戸 浩之氏 著・東洋経済新報社 刊)の2冊が選ばれました。
大川出版賞「簡潔データ構造」 |
大川出版賞「デジタル資本主義」 |
研究助成
研究助成については、国内19名、中国・韓国8名の研究者に対し、1件あたり100万円の研究助成が贈呈されました。
助成対象者代表 富山大学 山田 理絵博士 |
大川財団では、今後とも、国際的な学術交流と情報通信分野の研究のさらなる発展をめざし、このような活動を継続していきたいと考えております。